５年過ぎたんですって～まぁぁ♪ その６

手術翌日には　歩きます。
動いた方が快復が早いそうです。
開腹して臓器取っちゃった翌日に歩く！医学の進歩ねぇ。

ベッドを起こす
　頭がぐるんぐるん　
　　　目まいとかいうレベルじゃないですよ。
　　　私は遊園地などの回転する絶叫系は乗れませんがたぶんアレ位。
　内蔵ぐるんぐるん
　　　手術で動かされた内蔵が元の位置に戻ろうとするのか
　　　無くなった内蔵の部分に残ってる内臓が収まろうとするのか
　　　とにかく内臓が動くんだよね～　気持ち悪いんだよね

歩く
　手術の翌日に歩いておくと（１０ｍ位なんだけど）そのまた翌日
　の体調回復がものすごく楽になるんですって。
　だから　頑張っちゃったよ～
　頭がグルグルしつつ強烈な吐き気を伴ったんだけど　
　ボール（←吐きたい時に渡される病院にある飯ごうに似た形状のもの）
　を看護師さんに持ってもらって病棟を１往復。
　「吐きながら（←おぇぇってなるけど食べてないから出るもの無し）
　　こんなにちゃんと歩いた人っていないわぁ～」って言われたけど
　一日でも速く退院したい一心。体育会根性の見せどころよ！
　術後３日目からは下に書いた腹痛のない時は　点滴打ちながら
　15分位　廊下をウォーキング。

痛い
　お腹の切った部分はたぶん痛かったと思う（記憶がもう無い）
　でも　それ以上に今でも忘れられない痛みが
　感染症予防の薬の副作用と思われる下痢のような激痛！
　病室から５メートル位先のトイレに行って帰ってくるまで
　痛みで何度も何度もうずくまるぅぅ
　コインランドリーに洗濯行くにも　何度も何度も休憩。
　退院してからもしばらくこの薬服用なんだけど辛かった～
　この薬が終わったらその痛みも無くなった。
　
縫わない　だから　抜糸もない
　開腹の傷はおへその下から股のちょっと上まで
　けっこう大きいのに　開いた場所の一番上は
　なななんと　テープを貼るだけ！！！
　半透明のテープなんだけど　それで傷を塞いじゃうのよ～
　いやぁ　これが一番驚きと感心したことでしたな。医学の進歩。
　最近自分の体液で傷を速く綺麗に治す絆創膏売ってるでしょ
　あれのもっと凄いヤツよ！
　傷口の痛みもないし　シャワーも浴びられるし　治り速いし
　抜糸のわずらわしさもないし　良かったわぁ～

 

さて、上の写真
これ、弾性ストッキングを履いた私の脚！
このストッキングはハイソックスの長さ
とにかくとにかく　強烈な締め付けなんですよ！
ほら、下着裏返しの話の時に言ったけど
締め付けられると痒くなる私の皮膚。
痒くてかゆくて痒くてかゆくて痒くてかゆくて・・・エンドレス
脱いでイイです許可下りるまで　何日あったか忘れたけど痒み地獄！

何で子供の上履き？
その「53」「35」って何？　と思ってるでしょ～

入院時に用意するものリストに
「かかとのある上履き」って書いてあったのね
たぶん転倒予防のためスリッパではダメってことなんだろうけど
トイレに行くのに脱ぎ履きがしやすいかかとのある履き物っていったら
これしか思い浮かばなかったのよ。
で、真っ白っていうのも味気ないから
好きな番号のアップリケを買ってきて接着したわけさ。
ところが！
スリッパでいいって言うじゃない～　まったく手間かけてそんしたよ。
でも、点滴台を押しながらの院内移動は
靴の方が安全だし歩きやすいので正解でした。

ねぇねぇ　数字をよ～く見て。
実はこれ、数字アップリケじゃないんだよ　ひらがな　なんだよ～
判った？　「ろ」と「ら」なんですよ～
数字アップリケが売り切れだったのでこれで代用したわけさ。
見た人誰も分からなかった！シメシメ♪

私のこの数字アップリケ上履きが　医師達の間で盛り上がったんですって。
「どうして数字なんだ？」
「どうして35と53なんだ？」
「どこで売っているんだ？」
結局　私の副主治医がエライ医師達に「お前、謎を聞いて来い」と命令され
日中、聞きに来たですよ
可愛いアップリケをするような年齢ではないが
真っ白の履き物は味気ないので
自分の好きな数字を貼ったこと。
外側は幅が狭いのでその位置には「ら」しか貼れず
したがって「35」「53」になること。
数字に見えるそれは実は「ひらがな」であること。
元は白上履きなのでどこでも売ってるってこと。
ま、先生方に話題と笑いと提供出来てよかったよ　ﾆｬﾊﾊ(*^▽^*)