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2531*-55番地 ねこねこ荘

ひみつ基地にアパート建てました!全部屋、日当たり良好♪
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不思議の首輪

嘔吐が激しさを増してから散歩に外出させるのを止めた。
断腸の思いだった。
外が大好きな大好きなラムネの
散歩が大好きな大好きなラムネの
自由を奪ってしまったんだ。

外に出ると どうしても草を食べてしまう。
胃腸の調子が悪いとなおさら草を食べたがる。
草を食べれば吐く。
その分嘔吐の回数も増え、激しさも増す。
ドクターストップもかかった。


ウチに来た時 完全室内外にするつもりだったけど
それまでいたお家で外に出されていたラムネは「閉じ込められる」ことが
どうしても受け入れられなかった。
私達家族に すっかりなじむと
外に出たくて 出たくて 荒れ狂うようになった。
家族会議を開いて皆で話し合った。
ラムネの幸せって・・・

外に出した時のハイリスク 
車にはねられる 除草剤の付いた植物を食べる 
喧嘩を含め怪我をする 迷子になる
それら 全てに覚悟を決めて
午前中だけ 外に出してあげることにした。
結果は ねこねこ での毎日の通り。
自由なラムネの楽しい時間
一緒に猫と散歩できる私の極上の幸せな時間。


散歩が大好き大好きだったラムネが
毎日首輪をして 
5メートルのリードの範囲だけの外の空気で耐えてくれた。
私は そんな残酷をラムネに強いた。
ラムネは それを受け入れてくれた。
ラムネは 飼い主のエゴを受け入れてくれたんだ。

ごめん、ごめんねラムネ。
首輪なんかで 
自由を ラムネの大切な時間と空間を
私は奪ってしまったんだ
「ラムネが下痢と嘔吐で苦しむ方がかわいそう」
そんな理由で そんな飼い主主体の理屈で。
どんなに嘔吐で苦しくたって
ほんとうは 外に出ることが本望だっただろうに。
首輪で繋がれなくてはならない意味を
ラムネは理解できることなんかないのに
それなのに ラムネは首輪を受け入れてくれた。

ありがとう、ありがとうねラムネ。
そんな飼い主のエゴを受け入れてくれて。


ラムネを縛り付けていた首輪
細いラムネの首を 縛り付けていた首輪
今度はこれを私が付ける番
ラムネの切なさを忘れないために
今度は私が枷を負う番。

ラムネの首輪 自分の足首に付けてみた
その日から
それまでのように 涙がボロボロ ボロボロボロこぼれなくなった。
寂しさは変わらないけど。

なぜ涙がボロボロこぼれなくなったのかわからない。
なぜだか わからない
ただ
枷になるはずのラムネの首輪が
なんだか心強い輪になって
いつもいつも私にくっついていてくれて
少し心が落ち着くような。

ナボさんが おばあちゃまの指輪をはめて
おばあちゃまの温もりを心で感じられたように
私も少し心に温もりを感じられるようになりたいな。

どんなきっかけでもいい
いまはただ
苦しい涙が止まればいい。

ラムネを想って
ただただ 温かい気持ちだけで 
心が一杯に満たされるようになるように。














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6月13日の文章

6月13日に書いた文章 



今日の天気予報は雨だった
朝、雨だったら来週の火曜日に土に還すことにした。

今朝、曇りだった。
お母さんが昨日花を買ってしまっていたので
思い切りを付けた。

49日にはラムネを土に還してあげよう、
骨にまで執着するのはかわいそうって
そうちゃんと決心したのに
今朝、骨でもいいから傍にいてと思ってしまった。


ラムネにありがとうって 土に還すことが出来た。
よかった。

でも、やっぱり 寂しくて
今日は涙を止められない。
発作のように会いたさと ラムネがひょっこり出てくるような感じがして
狂ってしまいそうな感情に襲われる。

この執着心をどうやっつけたらいいんだろう
どうしたら どうしたら ラムネを解放してあげられるんだろう

ごめんねラムネ 執着心が恐ろしく深い私で
ほんとうにごめんね。

たくさんの たくさんのありがとうを
ラムネに贈らなくてはいけないのに。











6月12日の文章

6月12日には
こんな風に思えていた。(下の文章)
ラムネが死んで10日までは頭を納得させて
そして、心も落ち着いていた。
それは 今考えると
10間はラムネの居ない生活をラムネの入院で経験していたから
10日以上経つと ラムネの居ない空間に耐えられなくて
感情と感覚は 理性なんか働かなくなった。
毎日毎日 ただただ ラムネに会いたくて
ただただ ラムネに会いたくて


6月12日の文章 

物凄く 感情が揺れ動く
ラムネは自分の人生を全うしていった。
潔く死を選んだ
とても頑張った
ラムネの人生に私は寄り添って一緒に歩むことが出来た。
その幸せを しみじみとかみしめよう
私の辛い時間にそっと寄り添ってくれたことを
しみじみと感じよう
良く考えてみよう
猫の一生に私が寄り添えたしあわせを
それでいいじゃないの?
それでいいんだよ
どこまでも永遠なんてそれはありえない
ミーもタマもメルもそしてラムネも
縁あって私の猫になった猫は
みんな同じ瞳をもっている そして同じ魂をもっている。
メルはラムネで ラムネはメルで
決して同じ猫ではないけど でも同じ猫なんだ。
実体を求める 私の煩悩 執着心 
これがラムネの抜け殻にしがみついて ラムネを解放してあげられないなら
それはラムネに残酷なことだ
ラムネは飼い猫であることを全うしてくれた
自分の欲求を我慢して私の飼い猫であることを優先してくれた
私はそれを裏切るのか?
ラムネを想って ラムネを想って 
心をラムネに近づけよう。
全身全霊で私に素晴らしい時間を与えてくれたラムネに
死後の抜け殻にベットリ貼りついたら
それはラムネに対して申し訳ないかわいそう。
たくさんのありがとうをこれからたくさんラムネに送ろう。







見つけたウンチ

 今日、ラムネのウンチを発見した。
 店のバックヤードにある私のパソコン机と隣接する業務用の大きな棚
 の境目の奥の奥を掃除していたら
 ラムネのウンチがひとかけらコロン。
 ラムネは絶対にトイレ以外で粗相をしなかった。
 どうして どうして こんなところに?
 
 胃腸が元気でなかったから 飲み込んだ毛を上手に排出できなくて
 そのために毛玉嘔吐も増えて(毛球症)
 だから ウンチに毛玉が排出されているか否かは要チェック事項。
 (毛球症予防ペーストをなめさせるため)

 ああぁ
 可愛い可愛いラムネのウンチだ!
 カビちゃってるけど。
 ラムネの生きた証がここにある!
 
 ああぁ
 取っておきたいな 
 なんて、ちょっと思っちゃった。

   
    ラムネ ウンチでいろいろ悩んだね
    硬いウンチで なかなか出なくて
    ウンチポーズとって「フヌニャッ」っていきばったりね
    そうかとおもえば次の日には
    ピーピーなウンチになっちゃって
    お腹痛くて唸りながら走り回る羽目になったりね

 
 我が家にある小さな小さな花壇に 
 ラムネのウンチを埋めました。
 ほんとに小さな小さな花壇の真ん中に
 ラムネのウンチを埋めました。
  
 可愛い花が咲くよ。ラムネ。






















必要な過程 必要な時間




先代相棒「メル」です。

私が14歳から30歳までの間を見守ってくれた猫です。

臆病で ドアが開いていても外に出られなかった猫でした。

病気知らずで 病院に行った時が最後の時でした。

「治るかもしれない」
その獣医さんの言葉に掛けてしまった無知な私でした。

一週間 毎日病院に面会に通いました。
全然回復の兆しもないのに 先生は何も言ってはくれません。

「メル、帰るね。ごめんね、また明日来るからね」
いつもは 呼吸苦しく ぐったりしたままのメルと別れるのに
7日目は 言葉を掛けると パッと目を開いて頭を上げて
私を見送ってくれました。

その晩 一週間迷っていたことにやっと決断を下しました。
明日はメルと一緒に帰ってこよう!
助からなくてもいいですから メルを帰らせてくださいと
獣医さんにお願いしよう!

朝方 少しウトウト眠れた時に 夢を見ました。
「もういいよ、ココ、もういいよ」
メルが夢の中で 私に言いました。
その朝、動物病院から電話がありました。
冷たくなったメルを迎えに来てくださいという電話でした。
間に合わなかった
メルはちゃんとお別れをしてくれたのに
私はメルを病院の冷たいゲージの中で逝かせてしまった。
今も涙がこぼれます。
感謝の気持ちと同じくらいの懺悔で一杯になります。

その時の私の人生の半分を共に過ごした猫でした。
亡くして 地獄の苦しみでした。
三か月間 号泣の毎日でした。
目から血がにじみ出るのではないかと思いました。

あの地獄の日々を私は 乗り越えて来たのです。


時が過ぎても 満開の桜は涙でぬれました。
具合の悪くなったメルを病院に連れていく時の道すがら
桜が満開だったから。
ラムネがやって来て やっと満開の桜を楽しめるようになりました。


メルの命と引き換えに 私はいろいろなことを学びました。
それを全部 ラムネに生かすことが出来ました。
だからこそ 濃く濃くラムネと生活ができたのでしょう。











ガンを宣告され、進行状態が分からなかった不安の底で
私を支えてくれたのが ラムネの存在でした。
どんなに辛くても 飼い主が先に逝くわけにはいかない。
手術後の激痛を耐えられたのも
最短の入院日数で帰ってこられたのもラムネがいたから。
現在ある数々の身体の痛み
痛みで流す涙を止めてくれたのもラムネの存在でした。


5か月が過ぎて 涙が枯れずにいるのは
少し異常なのかと 思いました。

でも
自分よりも大切な存在を亡くしたのに
理性で感情を抑えつけようとしていたところもあったし
吐き出してしまいたいことを 我慢してもいるし
まだ 半年経っていないのに
涙がポロリとこぼれるのは しょうがないことじゃないかと・・・

日々の生活の中で感傷におぼれて涙が止まらずにいる時
現実の世界に引き戻して 涙を止めていてくれたのは
ラムネでした。
そのラムネを亡くしたのだから 
簡単にピタッと涙を止められるはずはないじゃないかと・・・






上の写真のラムネの瞳の中には
カメラを持ってラムネを見ている私の姿が写っています。
(この写真では分からないですけど)
私の瞳の中にはいつもラムネが映っていた。
ラムネの瞳にも私が映っていた。
一番近くで私を見て 一番私を知ってくれていたラムネです
笑っているラムネを想って 涙する私を そんな私の涙を
一番分かっていてくれるのも きっとラムネで 
そして 困った奴だと言いながらも許してくれるはずだと思います。
私はラムネに甘えさせてもらうことにしました。



この頃 
ほんの少しの時間だけ 
ラムネの写真を見られるようになりました。

ラムネのいろいろなことを書くつもりでいたけど
辛くて書けなくてきました。
写真さえも見るのが辛くていたけれど
ナボさんや きみどりさんに ラムネの話を聞いてもらえた時は
心が楽になって
ゆっくり焦らずにと言ってもらえたことに救われました。

私はこの場所で涙を文字に換えて見ようと思います。
それが今の私にはとても必要なことだと感じたから。
ラムネを亡くした辛さは
自分が予想していた以上の深さでした。
だから、少し時間がかかってしまうでしょう
でも、必要な時間なのだと思います。
同じ感情に何度も何度も襲われて
同じことを何度も何度も書き連ねることでしょう。
際限なく心配を掛け そのうちにもうやめてぇ~って
読まされる方が負担に思うのは極自然の成り行きになるでしょう。
ですから しばらく非公開設定にさせていただきます。

私の体調は 正直、芳しくありません。
でも、何も努力しないで 痛い痛いと嘆いているのは嫌いです。
少し痛みが引いて 身体が楽になった時は
ウツな気分も ちゃんと前向きになります。
そうやって少しずつ努力して改善してゆきます。














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☆ねこねこ荘・管理人

ようこそ              いらっしゃいませ~♪                   ブログ、引っ越しながら       16年目突入だニャ~
HN:
ココ
性別:
女性
自己紹介:
私の分身の様な相棒は
いなくなってしまったけど
私にはあいつのシッポが
はえてる!・・・つもり
(*≧m≦*)ププッ
いつも楽しい気持ちに
してくれた相棒の
シッポがいつも一緒
それって
ちょっと素敵でしょ♪

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